†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
「今まで通りに叶音を攻撃して苦しめる。倖せになんてさせないわ。」
煌は、“何も”言えず屋上を出た。
「煌…愛してる。だから…誰とも一緒には、させないから。」
留美は、狂ったように笑った。
「椿さん…今、救急車を呼んだわ。待ってね。」
保健医は、叶音に寄り添い優しく言った。
「先生っ!!叶音は…」
「相模くん!何処に居たのっ!!」
保健医に言われて煌は、苦笑した。
「先生…叶音は?どうなんですか?」
「今、救急車を呼んだところよ。」
保健医は、言った。