†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
  

「解りました。」


 叶音は、答えた。看護師は、にっこり笑って病室を出て行った。



 叶音は、せんせいからの話しを待っていた。


「叶音…話しを聞いたよ。」


「っ!!」


 叶音は、背後からかけられた声に驚いた。
 恐る恐る振り向くとあいつがいた。


「お義父さん…」


「心配したよ…叶音。」


 男は、言って叶音を抱きしめる。


「(気持ち悪い…。)」


 叶音は、フラついた。


「叶音、ほらベッドに座って。」


 言われて叶音は、ベッドに座らせられた。


  
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