†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
  

「ただいま戻りました。」


 叶音は、義母に深く頭を下げて謝った。


「あんた、迷惑かけ無いでよね!」


「すみませんでした。」


 叶音は、謝り続けた。


「早く仕事にかかって。」


「はいっ!!」


 叶音は、屋根裏部屋に戻り黒のワンピースに身を包み家の仕事についた。



「叶音…許さないわ。」


「大丈夫だよ、留美。」


 戍は、抱きしめる。

 戍は、留美の特別な相手に昇格していた。 叶音と煌への復讐の為二人は、近くなった…とも言えた。



 叶音への闇の手が伸び出した。


  
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