†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
叶音は、言ってトランクを閉めた。
「さぁ、荷物を運ぶわね。」
叶音は、言って沙世の荷物を持って階下に下りる。
「お義母さん、沙世の用意は、終わりました。」
「そう。あなたー出ますよ。」
義母は、夫に声をかける。
「沙世、来なさい。」
義父は、沙世を連れて2階から降りて来た。
「それじゃ、留守番頼んだぞ。」
義父は、叶音の肩に手をおいて言う。
「解りました。気をつけて行ってらっしゃいませ。」
叶音は、深々と頭を下げる。
「じゃぁ、伊織さん叶音をお願いします。」