†禁愛†~明日もあなたをスキになる~【完】
  

「うん…煌とお昼に学校近くの公園で待ち合わせなの。」


 留美は、聞いてニッタリ笑う。


「叶音、お茶をどうぞ。」


「ありがとう。」


 叶音は、留美の出してくれたお茶に口を付ける。


「叶音…これからも宜しくね。」


 留美がにっこり笑って言ってくれる。叶音もにっこり笑って返す。


 カチャン!


「…っごめん……
(ん…目が……)」


 叶音は、目が回ってソファーにティーカップを落として倒れた。


「寝ていいのよ、叶音。」


「…留……美っ…」


 叶音は、気を失った。
 留美が高らかに笑っていた。


  
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