とびきり甘い春休み




「ああああの…?橋本くん…?」


「うん。ワケわかんないよな。いきなりこんなことして」



橋本くんは少し困ったように笑うと、抱きしめていた腕を少し緩めた



恥ずかしくて顔が上げられない私に橋本くんが追い撃ちをかけた



「その反応は…俺、期待していいの?」




期待…




してください







「俺、原田が好き」



「わた、しも…橋本くんが…好き」






言っちゃった











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