ごめんな...。
嘘だろッ
俺の頭の中は真っ白だ...
梓がこの世を去った
あと1週間で卒業だったというのに
2年前俺は梓に恋心を抱いた。教師という職ついておきながら生徒に恋をするなんて...
と思っていたが
卒業式の1ヶ月前、
『私、佐久間先生のことが好きです。』
俺は梓に告白された。
そこで俺も梓に告白した。
『俺もお前のこと、ずっと前から好きだった。もうすぐ卒業だ。もし俺でよかったら卒業したら付き合ってくれないか?』
『はい。』
梓は頬を赤らめながら
返事をしてくれたんだっけ...