【短編】ねぇ。君はまだ覚えているかな



゙16歳になったら

絶対に迎えにくるから゙



そう言い残して、

祐ちゃんは

芸能人として

仕事をするために

どこか私の

知らない場所に

引っ越してしまった。



゙なんで行っちゃうのー??゙

゙置いてかないでーっ!!゙




…そう、

だだをこねる私の頭を

優しくなでてくれた

あなたの手のぬくもりを

忘れることは

出来ていません。



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