あたしと眼鏡
「あの子少しひねくれてるかもしれないけど仲良くしてあげてね」


「ひねくれてる?」


「色々あってね(笑)」


自分の息子をひねくれてるって笑顔でいうのもどうかと思うけどι


そういえば来てないみたいだ相澤くん、もし居ても気まずいし…


「ビールじゃんじゃん持ってこぉ~いっ!!」


「飲み過ぎだからっ!!」


お隣さん歓迎会は夜遅くまで続いた。



午前0時…



ベッドに入っても眠れない。いつもならの●太くん並に早いのに…


色々あった1日だったなぁ~いろんな意味でι


あたしの隣に引っ越してきた一家が転校生の相澤くんで…う~ん…


『俺のこと覚えてる?』


なんだろう…
あたしなんか大切なこと忘れてるのかな?


すごく気になってきたんだけど!!


「前に会ってるのかな…?」


あんなかっこいい人と会ったことあるなら忘れるはずないよね大体。


「うわぁ~余計眠れないぃっι」


頭をかきむしりながらベッドで暴れた。


そして──



一睡も出来ないまま日の出を迎える…
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