永遠の思い出
なぜなら、
みんなは私の事なんて
気にかけてくれて
いなかったけど
直樹先輩はこんな私に
気をかけてくれて
しかも思いっきり
怒ってくれた…




怒られることは
確かに嫌だ…
でも
「自分の命を
大切にしろ」
って怒ってくれた

その時美加は
『私のことを真剣に
考えてくれている人も
いるんだ…』
って思って
なんだか嬉しくなった

直樹先輩が
怒っていた時の顔は
確かに真剣な表情だった
でもなんだか優しさが
溢れでてるように感じた



闇の中にいる美加を
直樹先輩は
『優しさ』
っていう光で
照らしてくれている
太陽のような存在だと
美加は思った…
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