恋×6

「ううん。いいのっ!


空太が萌のこと好きって事分かってたし!



想い・・・伝えれて良かった!


じゃぁ、教室戻るねっ!」




無理して笑顔作って、


あたしはその場から逃げた。




涙がこぼれてくる・・・。





空太は最後まで優しかった。



あたしは優しい空太が好きだったけど、




その優しさであたしは今



苦しいんだよ・・・。




あたしは誰もいない理科室前の廊下で


座り込み、


その場で泣いた。




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