容姿端麗6人組
「謝れの一点張りだったもんな。」
あいつは蓮に助けられなかったら、結構ヤバかった。
その後俺が助けた女は泣きながら、そいつに抱き付いてた。
取り残された俺ら。
周りにいた生徒の視線を嫌ってほど感じながら、階段を上がった。
何で俺らが…、とか思う。
「俊さ。あの子達、知ってる?」
「あ?さっきの女?」
「そうそう、あの美少女ちゃん2人。」
「知らねぇ。お前知ってんの?」
こいつは昔っから、無駄に情報をたくさん持ってるからな。
「知ってるに決まってんだろ。てか、逆に知らねえヤツいる?って感じだよ。」
へえ、そんなに有名なのか…
まあ、たしかに
こいつら人間?ってぐらい、整った顔してたけど。
「知るか……」
「はぁ…。でも、嫌でも知ることになるよ。」
「何でだよ。」
「同じクラスだから。」
まぢかよ………
クラスについて、ドアを開けた。