容姿端麗6人組
「じゃあ、あのキスは……」
「だから、遊びじゃないって…。」
「……」
「もう一度言うよ。遊びじゃない…、本気で好きなんだ。つかさ、俺と付き合って下さい。」
「……」
「答えは…、くれない??」
つかさは抱き締めていた俺の腕から、そっと抜けて俺の方を向いた。
「つかさ??」
「答えは………」
――チュッ
不意打ちのキス。
「え……、どういう事?」
「本気で好きになってくれてるなら……、付き合ってあげてもいいよ?」
ま、まじで~~!!
超嬉しいんだけど/////
「本気だよ。本気っ!」
「ありがと♪」
つかさの笑顔と同時に、雨がやんでいった。
「あ、雨…」
「やんだみたいだな!良かった。」
「これで出口に向かえるね?」
「行こっ!」
俺はつかさの手をとり、歩き始めた。
出口に着いた時には、もう俺らはカレカノ。
つかさ…、絶対離してなんてやんねえから。
この先、何があろうと……。