容姿端麗6人組
・満華&奏
「次の方、どうぞ。」
提灯を渡された奏は、俊の妹の満華とペアになった。
「奏、満華を頼んだ。」
「ああ、はい。分かってますよ。」
俊は奏の返答を聞くと、安心してどこかへ言ってしまった。
その後、すぐに夏希が飛んできた。
「奏~!!」
「夏希、どうしたんだよ。」
夏希は奏に抱き付いた。
「だって、だって。奏、浮気しないか心配なんだもん…。」
「夏希、相手は満華ちゃん。小学生に手を出すほど、馬鹿じゃないよ?俺は…」
「本当に??」
「心配すんなって。俺が好きなのは夏希だけ…。満華ちゃんは妹みたいなもん。わかった??」
「うん。わかった。我慢する…」
夏希は少し涙ぐんだ目をこすりながら、奏に言った。