容姿端麗6人組
「お前こそ、浮気すんなよ??俺のペアは小学生だけど、お前のペアは笹山。同い年なんだから気をつけろ?」
「分かってるよ。私が好きなのも奏だけだもん!!」
「良かった♪じゃあ、また後でな。」
奏は満華の手をひいて、中へと進んでいった。
「お兄ちゃん。」
「ん?何??」
「夏希お姉ちゃんとは恋人同士??」
「そうだけど…、どうして??」
「ううん、何でもない。」
「そっか…、満華ちゃんは怖くないの??」
奏は、満華の顔をのぞき込んで言った。
「怖いよ?でも、お兄ちゃんがいるから。」
「満華ちゃんは強いね。姉貴とは大違い……。」
奏はため息をつきながら、満華に言った。