容姿端麗6人組
二人は顔を見合わせて、つかさちゃんから話すことになった。
「私は、佐々木 つかさ。好きなように呼んでくれていいから……」
「じゃあ、つかさ……?」
「良いよ。」
今度は、怜ちゃんの番。
「え、えーとぉ。私は、笹山 怜 です。宜しくです。呼び方は何でも……。それから…」
「怜ちゃん、そんなに緊張しなくても……」
同い年なんだし、って言おうとしたら。
先につかさちゃん…じゃなくて、つかさが怜ちゃんに言った。
「何であんた、そんなに緊張してんの?」
「だ、だって!男の子に自己紹介するなんて、あんまりない事だから…///その……」
怜ちゃんの照れた顔……
多分この顔だけで、一発KOだろ。
普通の男なら。
「緊張しなくていいんじゃない?この二人なら……」
「う、うん…/////」
自己紹介が終わって、いろんな話をして盛り上がった。
怜ちゃん改め……怜は、少し照れながらも、しっかり俺らの名前で呼んでくれた。
そして、チャイムが鳴る。
「そろそろ戻ろっ!席も固まってるし、教室でも話せるっしょ。」
俺がそういうと、皆笑顔で「うん」と言った。
皆でクラスに帰る途中、怜が問い掛けてきた。