容姿端麗6人組
「蓮の事、好きじゃないのに付き合ってるの!?」
はあ!?
たく…、根本から違ってきてるし。
舞、半分寝に入ってたのに…。
話に入ろうとする方が、無理なんだよ。
どうせ最後の方を聞きかじって…、勘違いしたんだろうけど。
「ばーか。話の内容把握してないのに、話に入るんじゃないの!」
「え?違うの?…てか、仲間に入れてよ~」
眠たそうな目をこすりながら、自分のベッドから私のベッドに移動してきた。
それから、私の横に寝転がった。
相変わらず眠たそう。
目が潤んでて、今にも寝そうな勢い。
「はあ。眠いなら、寝ちゃい……」
――くぅ…。。。
横にいる舞に向かって言ったけど…、すでに寝てました。
早っ
まさかの、この数秒とも言える時間の中で眠りにつくとは…。
まさに達人の技?
とにかく高速。
「舞ったら、そうとう疲れてたのかな。もう寝ちゃったね。」
怜が、ベッドから体を起こして言った。