容姿端麗6人組
「ほら。怜、帰るよ?」
「うん♪じゃあね~、俊。蓮。」
手をヒラヒラ振りながら、つかさと教室を出ていった。
「やっぱ、可愛いよな♪」
「え?」
「怜だよ。いつ見ても、可愛い♪」
あれ?
俊って、
怜の事…好きなんだっけ?
「お前って、怜の事…。」
「好きだよ。あれ?言ってなかったか?」
「言ってたっけ?」
「うーん、忘れた。」
「何だそれ。ま、頑張れっ!」
「おう。さんきゅっ♪」
俊が笑顔で言った直後。
教室のドアが開いた。
亮ちゃんが登場!
怒られるのに、
残ってた事を褒められて…
「以後、気をつけろ。」
って、だけですんだ。
これは、怜のおかげだな。
アイツに何か奢ってやらないと…。
とにかく……
感謝、感謝。