容姿端麗6人組
・片思い△舞side
私の片思いの先輩。
分かったみたい……
つかさと怜には、言っといたんだけど…。
「舞が泣いた時に、寄ってきた先輩だろ?」
「う…、うんっ////」
やっぱり、智樹分かったよね。
「ああ~、颯先輩か…」
「颯先輩ねー。」
「モテるからなあ。」
智樹、蓮、俊が順番に言ってくる。
モテるって言われると、どんどん自信無くなってくる。
「だけど…、その泣いてた時。舞の事心配して、俺の事睨んできたんだよ。だから、結構脈あるかもしんねーよ?」
蓮が笑顔で元気づけてくれてるみたい。
本当に脈、あるのかな。
一緒にいた女の人のことも気になるし…
だって美人だったし。
仲良さそうに、話してたし…
二人っきりだったし……
ああー!!!
「その一緒にいた女の人?もう一回言うけど……、彼女じゃないかもしんないじゃん。」
「え?」
つかさが私の心を読み取ったかのように、私の不安だった事を直球でついてくる。
「今、その女の人のこと考えてたでしょ?」
「何で、分かったの?」
「舞の事は何でも分かりますよー♪」
つかさ、さすが幼馴染み…
なんか見透かされてる感じ。