容姿端麗6人組
「あの…、颯先輩。」
「ん?」
「昨日、先輩の事見かけたんです。」
「え、嘘!声かけてくれれば良かったのに…」
「あ、そう思ったんですけど…。えと…、女の人と、一緒に、いたので…。」
こんなに焦って話したら、気になってる事バレバレじゃん…。
ああー、顔赤くなってくる!!
どうしよう、どうしよう…
「舞、もしかして……、それ聞きたくて…」
「ち、違います。ただ機会があったら、聞こうと思って…。それで、今。」
「なーんだ、ちょっと期待しちゃったじゃん。。」
「え?」
先輩が私の頭に、ポンッと手を置いて言った。
驚いて先輩の方を向くと、ニコッと笑ってきた。
無邪気な笑顔で、すっごいカッコいい。
ますます、惚れちゃうよ…/////
「舞が俺の事で、悩んでくれてたら嬉しいのにな…。」
「せ、先輩…。その笑顔はヤバいです。」
キャー、顔が赤くなる。
多分、気付いたよね……
先輩。
「何でヤバいの?」
ニッと笑って、どんどん顔を近付けてくる。
これ絶対分かってやってる~、、