容姿端麗6人組
「はぁ…、たく。何が『付き合うことになりましたぁ~!!』よ。こっちが、どんだけ苦労したと思ってんの…。」
つかさがその光景を見て、ため息まじりに言った。
そうとう疲れたらしい。
「え?苦労って、何の事??」
舞が不思議そうな顔で、首をかしげて言う。
それを見て、さらに呆れた様子。
「何も知らないで……。裏方は一番大変なんだから。」
「裏方…?」
「アンタ達二人を、くっつける為に働いてたの。わ・た・し・はー!!」
「うっそー!!!」
舞が全く気付かなかったんだろう。
そんな顔で驚いてる。
「はぁ…、全く。颯先輩も舞も、不器用なんだから。」
「颯、先輩も…?」
「そうよ?二人して私に、相談してくれちゃったりなんかしてくれたからねー。」
「颯先輩も…、つかさに…??」
舞が後ろにいる颯先輩に、聞いた。
そう聞かれた颯先輩は、恥ずかしそうに頭を掻きながら言った。