容姿端麗6人組
「誰だろうね?アハハハハ」
ちょっと誤魔化してみた。
それでも智は、まだ知りたいみたい。
だから、話をずらさなきゃと思って、智の話をした。
「智の好きな人は?」
「え…///俺!?」
「うん♪誰??」
「あー/////…怜。」
智が立ち止まって、私の腕を掴んだ。
何…??
「怜…、俺。俺が…好きなのは、好き…なのは………」
「何よお~、早く言って?気になるじゃんっ!!」
「…///////…やっぱ、言うの止めた。」
「はあ~!?ヒドいよ~、今言いかけてたのにぃ!!」
「うるせー、うるせー!!てか、お前おしゃべりだから、絶対言わねえし。」
「そんな事ないもん。私だって、智がおしゃべりだから言わないもんね。」
智のケチんぼ。
教えてくれたって、いいのに~!!
「ほら、さっさと歩け!ノロマ。」
「ノロマじゃないもんっ!アッカンベー!!」
智にノロマって言われて、イラッ!ってきたから、智を置いて走った。