容姿端麗6人組
・転校生△智樹side
「ヤバイ、ヤバイっ!!たく、いつまでも寝てんじゃねえよ!バカ怜。」
「はあ!?その言葉、そっくりそのまま返すよー!この前の遅刻は、智の寝坊が原因でしょ?」
「うるせー!とにかく、今日の原因はお前なんだよ。」
「休み明けなんだから、しょうがないじゃん。」
はぁ…、たく。
どうして、こう毎日走って登校かな…
遅刻ギリギリだったり、遅刻だったり。
てか、早くしないと怒られんじゃん。
今、怜と走りながらの登校中。
きっと今日、遅刻だな。
キーンコーン、カーンコーン♪
「ああ~、チャイム鳴っちゃった!!」
「お前のせいだろがっ!」
「じゃっ、お先ぃ~♪」
「あ、おい!!」
怜はサーっと走って、校門を通った。
アイツ、一人で行きやがって…
いっつもチャイム鳴ると、先行くんだよな……。
「ハアハアハア……」
やっと着いた……
チャイムが鳴って、五分ぐらいで教室前に到着。
ガラガラガラガラッ……
「はぁ…、疲れたー!」