容姿端麗6人組
「どっかで、、、ああ~、昨日の夜!!」
怜とぶつかった女の子!
どうりで見た事あるわけだ。
可愛かったしな。
「あ、やっぱり昨日の人。良かった、知り合いがいて…。隣りの席、ヨロシク♪」
「ああ、ヨロシク。」
と、挨拶をかわしたら…。
「智樹ぃ~。遅刻した分際で、転校生と再会を喜んでんじゃないわよ!」
「ぶ、分際って…」
今怒鳴ってたのは、俺の担任の小柳(コヤナギ)。
20代後半ぐらいの女の人。
優しい顔して、結構人気あるけど…。
怒ると鬼のようなのが、恐れられてる。
裏と表の差が激しいんだよな。
「アンタ、遅刻して反省してないみたいだから…。そうね~、転校生とイチャイチャしてたとでも、あの子たちに言っときましょうかね?相当からかわれると思うけど。」
あの子たちって…
怜、つかさ、舞、俊、蓮
だよな……。
う……
想像しただけで……
うわぁー
「先生、黒くなったね。」
「そお?今年はそんなに焼けてないつもりなんだけど…。黒くなった??おかしいわね。」
いやいや、そういう意味じゃなくて…
心がね?
見た目じゃないよ?
わざと勘違いしてるように見えるけど。