容姿端麗6人組
「じゃあ、俺らは帰るよ。つかさの事頼んだっ!」
「えっ!あ、了解。頼まれた♪」
ビックリしたぁー!!
いきなり蓮が、背中をボンッって叩いてくるんだもん。
そしたら、つかさを頼むって…
普通に言ってくれればいいのに、、
心臓に悪いよ。
ふぅー……
そんな事を思ってる間に、皆は下の玄関にいた。
「早っ!!」
私の部屋は二階にある。
階段を一気に下りて、皆を見送った。
そしたら入れ違いで、お母さんが帰ってきた。
お買い物の帰りかな。
「舞、お友達?」
「うん。つかさが熱出しちゃってさ。」
「あら、大変じゃない。熱は何度あるの??」
「へへ、放ったらかしだぁ~!!ヤバッ」
すっかり忘れてた。
急いで自分の部屋へ走る。
ガチャッ
「ハアハア…。つかさ、大丈夫?熱、計りな。」
つかさはやっぱり苦しそう。
真っ赤な顔して、荒い息。
つかさに体温計を渡すと、ダルそうな手つきで脇に差し込んだ。
ーーー………
ピピッ、ピピッ、
しばらくして、体温計が鳴った。
つかさが体温計を出して、私に渡してきた。
「ん?どうした?」
「見て……、、」
つかさが小さな声で呟いた。