容姿端麗6人組
―39.5―
ヤバッ!!
超、熱あるじゃん。
たく…、
こんなになるまで無理して……。
とりあえずお母さんに伝えようと思って、一階に下りた。
そしたら、ちょうどお兄ちゃんが帰ってきた。
しかも、超暗いし……
「お、お兄ちゃん、おかえり。」
「ただいま…。」
うわっ!
超ー沈んでんじゃん。
「何か、あった?」
「いや、何でもない…。」
「そっか…。」
って、お母さんの所行かなきゃ。
お兄ちゃんを残して、キッチンにいるであろうお母さんの所へ走った。
バタンッ
勢いよくリビングのドアを開けた。
そして、その奥にあるキッチンへ向かう。
「お母さんっ!!」
「舞、ドタドタとうるさいわよ?」
「それより、39.5もあるの。つかさの熱っ!!」
「大変っ!!氷枕用意するから、待ってて。」
「うん。」
あとはお母さんに任せて、自分の部屋に戻る事にした。
その途中、お兄ちゃんの様子が気になった。