容姿端麗6人組


「で…?千速の元気がないって?」

「うん……」


お姉ちゃんは私の目の前で、着替えながら話す。

それにしても、お兄ちゃん大丈夫かな。
てか、何があったんだか…。

何も分かんないから、相談のしようがないよなぁー


「元気がないって、原因は?」

「うーん、多分…。彼女関係だと思う。」

「彼女!?アイツ、いつの間に出来たのっ!!」


やっぱりお姉ちゃんも知らなかったか。


「お兄ちゃんって、昔っから分かりやすいからさ。彼女、って言葉出したら、いきなりビクついちゃって。」

「まあ、本人に直接聞いてみるか。」

「え、ちょ、お姉ちゃん!?まさか、聞きにいく気??」


そんな大胆な行動に……

お姉ちゃんらしいけど、
直接って、、、


「ほら、ボサッてしてないで。行くよ?」

「もー、分かったよ。」


お姉ちゃんに連れられて、お兄ちゃんの部屋へ行くことにした。(半強制的)


ガチャッ


えぇ~!!!

お兄ちゃんの部屋の前にきたら、ノックもしないでいきなりドアを開けた。

お姉ちゃんったら、ビックリ!!







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