容姿端麗6人組
「ごめん、ごめん。てか、つかさ~!」
香ちゃんに軽く謝って、つかさの所へ行く。
つかさは、まだ怒ってるみたいで…
俺がつかさの名前を呼んだ瞬間、睨み付けられた。
めちゃくちゃ…
「つかさ、まぢゴメン!!」
頭を下げて、その頭の前で手を合わせる。
「もういい。」
「えっ」
「やると思ってたから。」
「え!?それって…。俺が遅刻するって、最初っから思ってたってこと?」
「なんとなーく…。」
ヒド……
てか、じゃあ何で怒ってるわけ?
「アンタのせいで、仕事量が増えたから…」
「え…」
俺今、何も言ってなかったよね?
何で考えてたことが…
「全部顔に出てた。バカだね…」
つかさが呆れたように言う。
うわ…
全部お見通しみたいじゃん。