容姿端麗6人組
・体育祭△優華side
わたくし…
片桐 優華は、最近転校してきたのですが。
只今、凄くブルーなんです。
落ち込みまくってます。
暗い雰囲気のまま、教室に…
「ど、どうした…?」
自分の机に鞄を置いたら、横から声が、、
香山くんだった。
急にどうした?なんて聞いてくるから、ワケがわからなくて。
私は、ん?っていう顔をした。
そうしたら、香山くんは…
「だって、暗いオーラが漂ってるから。」
「ウソっ!!」
そんな暗いオーラ出してたの?
ヤダ…、早く消さなきゃ!
急いで周りの空気をかき回した。
「ハハハハハッ!何してんの?笑えるわ~」
香山くんに笑われた。
可笑しいことしたかな?
何もしてないんだけど…
「別に考えなくていいよ、分かってないみたいだから。」
香山くんは笑顔で言った。
分かってないって、どういう意味だろ。
何を分かってないの?