容姿端麗6人組
俺は、怜以外の女と接することなんて、まるで無かった。
手を繋いだり、キスしたり…
俺はそういった事に慣れてなかったから、恥ずかしいほど最初はぎこちなかった。
知らない女と毎晩遊んで、楽しくなんてなかった。
でも、苛立つ心を紛らしたかったんだ。
それだけの為に、遊びまくった。
キスだって
Hだって
好きでもない女たちと、いろんな経験をした。
中学時代の俺は、完璧に壊れてた。
つかさや舞に、「馬鹿じゃん?」って何回言われたことか…
二人には、
さっさとコクれば良かったのに。
いつも、言われていた。
俺だって出来るのなら、さっさと告白してた。
今まで、何度もチャンスはあったのに…
勇気を出せなかった…
情けないな、男なのに。
恥ずかしい限りだ。