容姿端麗6人組
「「……。」」
二人で沈黙。
何を話したら良いか、わかんない…
俊にこんな事言われると思ってなかったし。
他の男の名前を言うな、とか。
そんな事、
彼女でも
好きでもない人に
言っちゃいけないよ。
その時、
ガラッ…、、、
「あら、どうかしたの?二人して……」
保健の先生。
「あの、騎馬戦で事故があって…」
「ええ、知ってるわ?今までその手当てをしてたのよ。」
「あ、そうだったんですか。でも頭を打ってるみたいなんで、ベッドに寝かせた方が良いかと……」
「あら、大変じゃない!篠崎くんは、戻って良いわよ。後は私に任せて。」
「はい。宜しくお願いします。」
何か、どんどん話が進んじゃってるな。
先生と俊の話を、ただボーッと聞いてることしか出来なかったんだ。