容姿端麗6人組
「怜っ!!」
あ、つーちゃんだ♪
今は、お昼休み。
だから皆、教室にいるんだ。
「つーちゃん♪」
バフッ
つーちゃんに飛び付いた。
そしたら、すぐに離されて……
「あんた、大丈夫なの?」
「ああ、ごめんね。心配かけて…。でも、大丈夫だって亜美先生が言ってた☆」
「亜美先生?」
「うん♪保健の先生~」
「ああ……」
つーちゃん、知らないんだ。
私も今日、知ったんだけどね。
『亜美先生』
って言っても、分かんないよね。
気を付けなきゃ。
――――……
「…………、ではお疲れ様でした。速やかに退場してください。」
こうして体育祭を終えた。