容姿端麗6人組
「保健室で、ごめんな。」
隣りのブランコに座りながら、呟いた俊。
そして、また続けた。
「智樹の話をするな、とか言ったりして。中途半端だったよな……。でも俺、自信がなかったからさ。」
自信?
何の話だろ。
「じ、自信って?何の事?」
「気づけよ。てか、呼び出したからには………ハッキリ言うよ。」
ハ、ハッキリ?
何を言われるんだろ。
「怜……」
「は、はい。」
凄い緊張。
思わず敬語に………
「好きだ、………」
「え…/////」
う、嘘……
今のって、告白
………だよね?
俊が、私を?
嘘だっ
信じられない。
俊が私を好きだなんて…
「答えはいつでも良いから。待ってる…」
俊はそう言って、公園をあとにした。