容姿端麗6人組
好きじゃないのか?……って。
好きじゃない訳ないじゃん。
俊のことが、好きで好きでたまらないんだから。
精一杯、俊に気持ちを伝えたい。
私は俊の質問に答えるかのように、首を横にふった。
すると、俊は優しい顔をして微笑む。
「怜…、好きだ。」
「二度目の告白だね?」
「ハハッ、そうだな。」
俊の笑顔は、私をいつも笑顔にしてくれる。
私の癒し……////
「俊、好き。大好き…/////」
「ああ。」
「もう、一人にしないで。目の前にいるのに、声が聞けないなんて…。あんな思いしたくない、もう嫌だよぉ~ッッ」
涙が溢れてくる。
俊のことが、好きで好きで…。
気持ちが抑えられないんだ。
私は俊の横で、泣きじゃくった。
小さい子供のように……
寂しかった、不安だった。
そんな気持ちが積み重なって、涙となった。
「怜、顔あげて?」
俊が、顔を伏せて泣いている私に言った。
その言葉通り、ゆっくり顔をあげる。
「んッッ……//////」
唇が塞がれた。
俊の唇によって……
触れるだけのものだったけど、甘くてとろけそうなキス。
「もう一度言うよ。怜のことが好き、付き合って?」
「うんっ♪大好きだよ、俊。」
「俺も好き。」
もう一度、お互いの気持ちを確かめあうように……
甘い甘い、キスをした。