容姿端麗6人組
「つーちゃんと舞は女の子だけど、性格がハッキリしてて。言いたい事をちゃんと言える。毒舌って言い方もできるけどね……。でも、いつも助けられてる。」
「これからは俺だって!!」
「一番弱くて何もできない私は、守られてばっかり。皆は何でもできて、憧れの存在なんだ。皆にとって、私なんかお荷物かもしれない。けど、一緒にいられるだけで幸せなの。」
「怜…。俺はその中の一人にはなれないの?」
「ごめん、なれない……」
怜はそう言って泣き始めた。
徹は何も言えずに、立ったままだった。
――コン、コン、コン、コン
上から、皆が降りてきた。
「あんた、バカじゃないの?私達は弱くてほっとけないから、一緒にいるんじゃないのよ?」
つかさが、呆れたように言う。
「私達にとって、怜は大切な友達♪」
つかさに続いて、舞も言う。