容姿端麗6人組
チャイムが鳴った。
慌てて怜から離れて、つかさを見たら上を指した。
「チャイム、鳴ったわよ?♪」
つかさはニヤっと笑いながら言った。
「わ、わかってるっつうの!!行くぞ!」
俺、焦りまくってる。
やべぇ…
むやみに抱き締めるんじゃなかった。
俺らは屋上に弁当を取りにいって、教室へ向おうとした。
そしたら、まだ階段の下でうずくまってる徹が見える。
「徹。」
「ま、舞…?」
真っ先に、舞は徹の前にしゃがんだ。
「もう、怜の前に現れないで……」
静かに忠告した。
徹を残し、俺らは教室に戻った。