容姿端麗6人組
「お前ら、何考えてんの??」
蓮は頭を抱えながら、言った。
「手伝ってやろうか?」
「は?」
蓮が、声のした方を向くと…
窓からヒョコッと顔を出して、笑っている智だった。
急に現れて、驚いた私たち。
「智樹、まさかとは思うけど…。」
「ん?」
「……聞いてた、?」
「聞いてたけど……、何かまずかった?」
「だだだって、俺が……その。好きだって……事…///」
「前からなんとなく、気付いてたし…。別に良いんじゃね?」
智は昔から鋭いからな……
気付いてたんだ。
教えてくれれば、いいのにぃー
「何なんだよっ////お前らぁ~///」
「何が???」
つーちゃんが帰ってきた。
蓮は顔が真っ赤なまんま……
「何よっ……」
皆でガン見しちゃったから、不信に思ったみたい。
「ねぇ、もうすぐテストじゃない?皆で勉強会なんて、どう??」
「いいけど…、それを話し合ってたの?」
「うんっ!」
舞が上手く誤魔化した。