険悪執事
セバスちゃんは眉をピクリと動かす
「もう、美麗は貴方を愛している…………愛しているのよ?」
セバスちゃんは今にも泣きそうな顔をしている
こんな顔……見たことない
ぎゅ―――
冷たい………
「美麗様………私はまだ、美麗の事を裏切られません………そして、私に近づいてはいけません」
セバスちゃんは私から離れていく
「嫌!!!私は………美麗お嬢様!!!美麗では無いの………私は死んだりしない!!!」
「………さようならがきました…………」
「嫌!!!!………お願い…………………………
愛して
」