険悪執事





真side





「セバスちゃん?」




セバスちゃんは俺にどけ座をしている




「セバスちゃん!顔あげろよ!………つか……どうしたんだよ」




セバスちゃんは顔をあげた



「真様の記憶は消しません…………その為に真様にはやらなきゃいけないことがあります」




「な、何だ?」



俺は唾をのむ




「………美麗様と結婚してください」




は?




「真様の心は今美麗に向いている………違いますか??」



っ…………
でも、今嘘つけない



「あぁ………だけど、いきなり結婚はないだろ………つか美麗はセバスちゃん…………お前の方に心があるだろ?それを無しにするのか?」




セバスちゃんは黙る



「私は美麗様の記憶を消しました」




「は!?」



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