険悪執事




「今日からお嬢様の執事になりました。…………セバスちゃんです」




セバスちゃん………




「お嬢様よろしくお願いします」




「………はい」




セバスちゃんはにっこりと笑い私に抱きつく




「貴女のお望なら何でも叶えましょう……………」




確かに小さな声で言われた



「はい……」




小さかった私にはそれしか言えなかった



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