SIGNAL-危険信号点滅開始-



「うちの学校は、国立だのなんだので有名だ。たしかに普通に受験して入学すればいいこと尽くしだ。でも、あんたの場合はちがう。あんたは國分に直々に入学を進められたんだ。特待生として。」

「…普通の人となにがちがうの?」

「全部だよ。周りの奴らから見れば羨ましく見えるかも知れない。でも実際は…」

「真紘さん!!」


いきなり優くんが真紘さんの腕を引き叫んだ。















< 22 / 23 >

この作品をシェア

pagetop