ありがとう、

朝起きて電源をつけセンターに問い合わせすると何十件も幸太からのメール。


「いやだよ..」

「みさ?」

「電話でて」

「お願い...


後半は見ないで削除。


読んだからって心変わりする気もないのに読むのは同情のような気がした。


いつものように化粧して地下鉄でリンのいる待ち合わせ場所へ向かった。


リン「おはよう〜」

ミサ「おはよう、眠たいね↓」

ミサ「てか昨日彼氏と別れたさぁ〜(笑)」

リン「え?長いんじゃないの?なしたー??」


自分の別れ話が女の子同士の盛り上がる話題になる。
笑顔で話す自分をみて不思議に思われないか..

そう思ったけど、これくらいで離れる友達はこの先のあたしの性格の悪さにはついてこれないと思った。

基本、女友達にはなんでも言う。

笑いながら
「悪魔だね〜♪」と
言ってくれる子が周りに残っていくがそれでいいんだ。





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