はつこいマスタード

「う、うん。」

悠斗に言われた通り椅子に座ってはみたものの、どうしたらいいのかわからない…。

何か話題をっ!!と考えていたら、足にいきなり冷たい感触がした。

「ひゃっ、なに!?………湿布?」

足を確認してみると、さっき悠斗に指摘された青タンのところに、湿布が貼られていた。

――これ、悠斗が…?驚いていると、

「…痛そうだったから。」

悠斗が目を合わせずに言った。
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