生徒会長の悩み事
ー放課後ー
遊びに行く約束をしている人や
部活へ行く人
居残りをする人…
人それぞれに様々な予定があるため
放課後の教室は少しにぎわっていた
私はそんなクラスの様子を眺めながら帰りの支度をしていた
このあとは生徒会の集まりで
あ、その前に校内点検があったんだっけ……あぁ…今日は裏庭もチェックしなくちゃいけないんだ
そんなことをあれこれ考えていたら、自分を呼ぶ声が聞こえた
「ゆ~づきっ!」
はーい…と振り返ろうとしたら突如降りかかる人一人ぶんの重力
誰かなんて分かりきってはいるけれど、そっと顔をあげ自分に乗りかかり…否
抱き付いている人物の顔を見る
「早紀、どうしたの?」
「一番の親友に再会したのにその冷静な対応はなんなのよ
雨宮優月生徒会長?」
そう言ってにこにこしながら、私の頬を指でつんつんとつついてくる
ちょ…やめい
「いや、だって再会って言っても私たちクラスメートだし…さっきの休み時間も一
緒にいたよね…?それと、フルネームで会長呼びはやめて」
「あーはいはい。優月、拗ねないの」
と、さらに頬のつつきを連打
「ちょ、痛い、イタタタタ…拗ねてない。拗ねてないから!
早紀、用事があったんじゃないの?」
こちらが折れないと私の頬に穴が空きそうなので些か無理矢理ではあるが話を戻す
すると早紀は、あぁそうだったという顔をして私から離れた
え…忘れてたんですか
「うん
たいした用事ってわけじゃないんだけどね
優月と一緒に帰ろうと思って呼びに来たの」
木ノ下早紀(キノシタ サキ)
小中高とずっと同じ学校で幼なじみであり優月の親友
(優月で遊ぶのが何よりの楽しみ)
身長167センチ
髪:茶色のセミロング
美人で月に5回は告白されるほどの容姿の持ち主
性格はさっぱりとしていて告白されても全て断っているため、無念に砕け散った男子は数知れず…
現在のところは恋愛よりも友情を大切にしている様子
男子生徒談より
遊びに行く約束をしている人や
部活へ行く人
居残りをする人…
人それぞれに様々な予定があるため
放課後の教室は少しにぎわっていた
私はそんなクラスの様子を眺めながら帰りの支度をしていた
このあとは生徒会の集まりで
あ、その前に校内点検があったんだっけ……あぁ…今日は裏庭もチェックしなくちゃいけないんだ
そんなことをあれこれ考えていたら、自分を呼ぶ声が聞こえた
「ゆ~づきっ!」
はーい…と振り返ろうとしたら突如降りかかる人一人ぶんの重力
誰かなんて分かりきってはいるけれど、そっと顔をあげ自分に乗りかかり…否
抱き付いている人物の顔を見る
「早紀、どうしたの?」
「一番の親友に再会したのにその冷静な対応はなんなのよ
雨宮優月生徒会長?」
そう言ってにこにこしながら、私の頬を指でつんつんとつついてくる
ちょ…やめい
「いや、だって再会って言っても私たちクラスメートだし…さっきの休み時間も一
緒にいたよね…?それと、フルネームで会長呼びはやめて」
「あーはいはい。優月、拗ねないの」
と、さらに頬のつつきを連打
「ちょ、痛い、イタタタタ…拗ねてない。拗ねてないから!
早紀、用事があったんじゃないの?」
こちらが折れないと私の頬に穴が空きそうなので些か無理矢理ではあるが話を戻す
すると早紀は、あぁそうだったという顔をして私から離れた
え…忘れてたんですか
「うん
たいした用事ってわけじゃないんだけどね
優月と一緒に帰ろうと思って呼びに来たの」
木ノ下早紀(キノシタ サキ)
小中高とずっと同じ学校で幼なじみであり優月の親友
(優月で遊ぶのが何よりの楽しみ)
身長167センチ
髪:茶色のセミロング
美人で月に5回は告白されるほどの容姿の持ち主
性格はさっぱりとしていて告白されても全て断っているため、無念に砕け散った男子は数知れず…
現在のところは恋愛よりも友情を大切にしている様子
男子生徒談より