生徒会長の悩み事
ないですっ!ないですっ!
絶対ありえません!!!!
あんな、地球外生命体変態男なんて…
彼、氏…いえ!人として認めません!!!!
「あれ?
優月、顔赤いよ
どうしたの?」
「えっ!?い、いえ何でもありません!」
「ふ~ん…
私に隠し事をするなんて
いい度胸ね…優月」
何やら怪しげな笑みを浮かべる早紀
「え…あの…
早紀…?」
「昔は
『早紀ちゃんまって~。私をおいてかないで~』
っていっつも泣きながら
私の後ついてまわってたのに…」
「ちょっ///昔のこと言わないで下さい!!
何年前だと思ってるんですか!?」
慌てて早紀の口を押さえようとする
「ん~?
昔って言っても小学生くらいの頃でしょ
焦っちゃってかわいい~
…だいたい、優月がこんな風にになっちゃったのは
こんな眼鏡をかけてるからで…
優月、眼鏡はずしちゃおっか♪」
そう言って早紀は
私の眼鏡に手をかけた…
「だめっ!!!!」
私は早紀の手をはらい、立ち上がる
「それじゃぁ
話してくれるよね?
優月は何を隠してるのか?」
これまでにないくらい
とびきりの笑顔でたずねてくる
「う…。」
そして…
とうとう私は先日、
この裏庭で起きた東條との出来事を洗いざらい
早紀に吐かされ…話した