生徒会長の悩み事
「別に助けを求めるのは雨宮の自由だけど…
こんな状況、どうやってみんなに説明するんだ?」
っ!!
た、確かに…
どうしましょう
こんな姿他の生徒に見られたら…
そんな慌てる私を見て楽しむ東條
「いつもクールで凛々しい生徒会長様が
授業中にこんなことしてたなんてバレたら
会長と俺の事だし…
すぐに噂になるな
まあ、俺はかまわないけど…
むしろ好都合♪」
そう言ってフッと笑う
「っ////!?」
こっこいつ…
私が反抗できないのをいいことに…
どうしたら…
授業が終わるまで
あと5分
それまで耐えるか
周りに助けを求めるのか…
…助けを求めれば他の生徒にこの状態を見られる
そんなこと私のプライドが許さなかった…
よって必然的に
私に残された答えは“耐える”ということになる
それでも
ただされるがままなのは癪に障るので
思いっきり睨みつける
「…雨宮
今、自分がどんな顔してるか分かってる?
それとも…
誘ってんの?」
「!!フッ…ウ……///」
さ…誘うって
どういう意味ですか!?
というか…普通の言葉より息がかかる//
「とぅ…東じょ……やっ…ャメ…ぇ…」
冗談抜きでマズくなってきました
シャレになりません//