なきむし ころちゃん
担任が教室に入ってきて
ホームルームがはじまる。
みんなうかれて話なんて
聞いてなかったけど…
来週から実習生が来るらしい。
ホームルームが終わって、
エンマミと並んで
教室を出る。
「ミオ!」
ヒロキの声だ。
やわらかくて優しい声。
「ヒロキ~~!」
アタシより先に
エンマミがヒロキを見つける。
エンマミはヒロキを見つけると
いつも「わり~子はいね~か~」
っていうナマハゲみたいな声を出して
ヒロキに飛びつく。
ヒロキはニコニコして
わ~とか
妖怪エンマミが来た~
とかいって
はしゃいでる。
アタシもエンマミのまねっこをして
ヒロキに飛びついてやった。
ホームルームがはじまる。
みんなうかれて話なんて
聞いてなかったけど…
来週から実習生が来るらしい。
ホームルームが終わって、
エンマミと並んで
教室を出る。
「ミオ!」
ヒロキの声だ。
やわらかくて優しい声。
「ヒロキ~~!」
アタシより先に
エンマミがヒロキを見つける。
エンマミはヒロキを見つけると
いつも「わり~子はいね~か~」
っていうナマハゲみたいな声を出して
ヒロキに飛びつく。
ヒロキはニコニコして
わ~とか
妖怪エンマミが来た~
とかいって
はしゃいでる。
アタシもエンマミのまねっこをして
ヒロキに飛びついてやった。