大好き先生
第1章

初恋

高校に入学して半年がたった。

学校にもだいぶ慣れてきた今日この頃。

私は、社会の先生、高橋誠(マゴルゴ)に恋をした。

マゴルゴは、みんなが高橋先生を呼んでいるあだ名。

自分でも認めてるみたい。

「明日希ぃ〜職員室付き合って」

「いいよ〜」

「マゴルゴに昨日忘れた課題出さなきゃいけないんだよ〜昨日めっちゃ怒られたし…」

「マゴルゴいがいと恐いもんね」

でもマゴルゴは、生徒のことを思ってるのが伝わってくる。

私たちは、職員室に向かった。

「「失礼しまーす」」

「あっマゴ…高橋先生課題出しにきました!」

「今マゴルゴって言おうとしただろ?知らねーぞ?他の先生に怒られても!なっ?相沢?」
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