大好き先生
「夜焼き肉で良い?」

「焼き肉?ヤッター」

「ガキかよ(笑)」

「どうせガキですよ〜」

そうやって、にのとじゃれあってるとスーパーに着いた。

車から降りると、にのが手を出してきた。

私は、その手にそっと自分の手を重ねる。

「明日希が卒業したらどうどうと手繋いで歩こうな」

「そうだね!」

手を繋いで買い物をして、にのん家に行った。

にのの家は8階建てのマンションの6階。

「にのん家めっちゃ綺麗」

「昨日頑張って掃除したからな(笑)」

「嘘だあー」

「ほんとだって!あっDVD借りてたんだ。みる?」

「なんのDVD?」                     「ドラマ〜」

「みるみる!っかにのもドラマのDVDとみるんだ(笑)」
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