大好き先生

「ハハッまぁのんびり見つけますよ！」

「好きな人できたら教えてよ！応援するから」

「ふ〜ん、黙ってた人がよく言えるもんだ」

「ごめん…」

「嘘嘘（笑）」

そういってケラケラ笑い出した。

心愛、こんなかわいいのになんで彼氏つくらないんだろ…

このときの私は自分のことに精一杯で、心愛の真実を知らなかった。

私が心愛の過去を知るのはもう少し後のこと。

♪〜

「高橋じゃない？！」

「うん…///」

「はやく出なよ」

「う…うん、もしもし」

「あっ相沢？」

「うん、そだよ」

「今何してるの？」

「今…心愛とファミレスで話してる」

「あぁ矢口か…」

「うん…」

「ぢゃあまた夜電話するわ！ゆっくり話してこいよ」

「はーい」